バレンタインデーのために口臭防止   February 2008

2月14日はバレンタインデーと異性が気になるまたは異性を気にしないといけない日です。アメリカ風に考えればカップルでも夫婦でも男女共にプレゼントやカードを渡す日でもあります。そこで今回は魅力ある人であるための大事な項目の口臭防止について書かせて頂きます。

口臭の80%から90%は口内の問題と考えられています。他には糖尿病、胃腸等の消化器系の病気、また耳鼻咽喉科系の病気等はありえるのでこの場合はそれなりの専門医に相談する事をお勧めします。しかし大部分は口の中の問題で基本的には口内のばい菌と汚れが腐った臭いを出しているわけです。よって当たり前ですが毎日の歯磨きとフロスは欠かせません。この歯磨きの際、舌も必ず掃除して下さい。と言うのは、舌の上にも細菌が繁殖し付いているからです。

また、乾いている口は口臭を生み出しやすい環境でもあります。これは、ある程度乾いている口の中は口臭の素になるばい菌にとってはとても好ましい状態だからです。よって唾液の分泌量はとても大事です。唾液には殺菌作用と自浄作用があります。ですから、起床時や空腹時などに口臭が気になる事があり、また、緊張している時なども口が乾いていて口臭の素になったりします。この場合、単に水を飲む、また水で口をゆすぐだけでも良い効果があります。

そして、もう一つ効果があるのがお茶です。お茶を飲むまたお茶で口をゆすぐと良いのです。緑茶、紅茶、ウーロン茶と皆カテキンそしてフラボノイドと言う成分を含んでいます。カテキンは抗菌作用が強くまた悪い臭いを作る作用をブロックする効力も持っています。そしてフラボノイドはそれ自身に消臭効果があります。よって食後の一服の緑茶は口臭防止に効果があります。また中華料理を食べながら、また食べた後にウーロン茶を飲むのも理に通っています。飲まなくてもお茶で口をゆすぐだけでも効果があります。又、変な方法だと思われるかもしれませんが、お茶の出がらしの葉を捨てずにそのままガムの様にもぐもぐ噛むということも口臭を消す効果がとてもあります。口臭を消す以外にも実際は細菌増殖防止効果があるので虫歯や歯槽膿漏の予防にも役だちます。

においの強いニンニクやニラなどはばい菌による問題とは違いますが、パセリを噛むと良いと言われています。りんごに含まれているポリフェノールもニンニクのにおいを消す作用を持っています。

口臭の防止のため自分で出来ることを今回は書きましたがやはり虫歯や歯槽膿漏を治さなければこの二つから来る口臭は無くなりません。また、特別に悪臭を分解する薬の入ったマウスリンスや殺菌作用の強いマウスリンス等を当医院でお勧めする事も出来ます。口臭に限らず口内のお悩みがありましたらご連絡下さい。お助けします。

口臭をなくす Fall 2006-1 もご参照下さい。)  

 

 

 

 

 
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