歯の治療の素材と技法 June 2026 父の日おめでとうございます。いろいろ頑張っているお父さんのみなさんとてもありがたいです。それでは今回は歯の治療に使う素材と技法について書きます、と言っても、あまりこの素材はこうで、使い方はこうでとかの詳細は書きません。じゃあ何書くのと思われるかもですが、読んでみてください。 歯の治療の素材というとだいたいの方はセラミック、ジルコニア、レジン、金属というぐらいは知っておられると思います。これ、でもこのどの素材もその中でまたいろいろな種類があります。しかも、ジルコニアにセラミックを焼きつけているもの、また金属にセラミックを焼き付けているものなどたくさん使われているものがあります。そして、詰め物に使うレジンだけでもとてもたくさん種類があります。ジルコニアも硬さが全然違うものが使われていて、皆同じではありません。レジンを歯に付ける接着剤もめちゃくちゃに多く種類があり、しかもみな取り扱い方が少しずつ違います。つまり、どの歯医者さんも同じものを使って同じ方法で治療をしているという事はまずあり得ないのです。また、いろいろな歯科製品を作る会社が色々似たようなものを作り歯医者さんあてに宣伝しています。もちろん、同じような製品で値段が安い物から高いものまであり、また品質もピンからキリまであるのです。商売の世界はそういうものと言えばそうなのですが、面倒くさい限りです。でもちゃんと歯科製品会社とは関係なくこれらの製品の良し悪しを調べてくれる団体があり、私はそこのデータと考えをいつもチェックして、自分でこれは良いと納得できるものを使っています。 どの素材を使っているかは大事なのですが、しかしそれに加えどうやって使っているかも実際はすごく大事なのです。どの素材も使う際の技法がとても関係します。皆、ちょっとした事がどれだけ良い治療でどれだけ長持ちするかを決めるのです。これ料理に似ていて、素材が良いのはベストで、でもそれに加えてこの素材をどれだけうまく調理するかがとても大事なのです。しかもこれちょっとした事がとても味を変えます。私自身、治療の際にはとても神経を集中してします。長い経験があり、慣れてはいますが、簡単だと思った事はありません。 また、これもただそうなんだという事なのですが、患者さんには治療の良し悪しはだいたいわからないのです。痛みや見た目の事はもちろんわかるものですが、実際は虫歯を残して詰め物をしても患者さんわからないですし、また詰め物が歯にぴったりとついていなくてもわからないのです。歯医者さんが割と適当に治療をしても症状がなければ患者さんはわからないわけです。解っているのは治療をした歯医者さんだけで、5年とか10年後にその歯に大きな問題が起こってもこれ単に患者さんの手入れが悪かったと言えてしまうのです。つまり歯医者さんの人格が関係します。 この中で、私はいつも出来るだけ良い治療をする事を心がけています。言うのは簡単ですし、人は完璧ではありません。それでも、頑張って治療をしていますが、本来一番大事なのは予防です。従って、みなさん、良く歯磨きとフロスを毎日して、また歯医者さんでの定期的な検診とクリーニングもしてください。 検診、クリーニング、そして治療のためにはお電話下さい。
|
