食生活と歯周病      May 2026

母の日おめでとうございます。いつもいろいろしてくださっているお母さん方全てに深く感謝です。今回は食生活と歯周病の関係について書きます。

誰もが食生活は体の健康にとても大事だと知っていると思います。毎日食べているものは本当に私たちの血となり肉となっています。もちろん、歯茎の健康にもとても大事です。歯周病はバクテリアによっておこるとは言えますが、少し深く考えるとこれ私たちの体がバクテリアに炎症反応をおこして、その結果歯茎が腫れ、また歯茎、歯周骨が破壊される病と言えます。炎症は体に害があるものに対して私たちの体が炎症物質をそこに送って、本来は害があるものを破壊し、そして体を害あるものから守るためのものです。でも、炎症が多すぎると逆に私たちの体に害が来るのです。いろいろな私たちの体の病気はだいたいこの慢性化してしまった炎症が関与しています。歯周病も同じで、バクテリアが歯茎と歯の間に住み着くと私たちの体がそこに炎症物質を送りこむ事から始まります。ところがバクテリアは倒されないで、逆に炎症物質たちは良く言えば歯茎をバクテリアから離すために歯と歯茎の間の繋がりを壊し、それが進むと歯周骨もバクテリアから離すために破壊します。バクテリアがしているようですが、実は大部分は私たちの体がしています。しかもこれをこのままにしておくとバクテリアと炎症物質は血流を通して体中に回っていきます。

しかも、私たちが食べているものは体を炎症しやすくする、またしにくくする事にとても貢献します。歯周病だけでなく、体全体の健康に関係します。ちょっと厳しい事を書きます。体を炎症しやすくする食物としにくくする食物があります。炎症しやすくするものは赤身の肉、加工された肉(ソーセージやハムなど)、精製された穀物(白パン、白米、パスタ)、もちろん糖分、揚げ物、悪い脂肪の多い食物(揚げ物、ケーキ、ドーナツ、ソーセージなど皆)です。炎症しにくくするものは緑食の野菜、果物、良い脂肪が豊富なお魚、全粒穀物、ナッツ、オリーブオイル、豆類です。これ大体の方はなんとなくでもわかっていると思います。でも、えー私がおいしいと思って毎日食べているものの半分は私の体を炎症しやすくしているのーと思われるかもですが、そうです。もちろん、炎症に貢献するといっても赤身の肉には健康に貢献する他の栄養が多く入っています。精製された穀物もエネルギーになります。また、果物も糖分が多く、絶対的に体に良いというわけではありません。揚げ物も一度食べたら死んじゃうわけではありません。しかし、炎症しやすくするものばかり毎日多く食べていると体に悪いです。考えるべき事は、これらの食物をかたよって多く食べていないかという事です。いろいろなものを食べる事が大事です。なーんだと安心されるかもですが、食生活本当に気をつけてください。

炎症が起こりやすい体であれば、もちろん歯周病にもなりやすく悪化しやすいです。従って、歯茎のためにも食生活には気を使ってください。

歯周病の治療はまず歯と歯茎の間に住み込んだバクテリアを取り除く事です。いつも書いていますが、これは物理的にする必要があります。予防もいつも歯と歯茎の間を掃除しておくことです。バクテリアは常に歯の表面にくっついていき、そしてどんどん繁殖するからです。毎日歯磨きとフロスを良くし、定期的に歯医者さんで検診とクリーニングをしてください。

検診、クリーニング、そして治療のためにはお電話ください。

       

 

 

 

 
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