アメリカと日本での笑顔に対する文化の違い   July 2025

           

これ大体の方はわかっていると思うのですが、アメリカにいると皆とても歯がきれいな事を大事にしていて、日本人の方はそれほどではないようです。もちろん、近年日本人の方の歯への美意識は少しずつ変わってきていますし、アメリカは他民族の方たちの集まりではあるので、アメリカ人はみなこうだという事はあり得ません。でも、私は長く歯医者をアメリカでしていて、アメリカ人の方の歯に対する美意識の度合いは日本人の方よりもぜんぜんすごいと知っています。文化の違いと簡単に言えますが、でもこれもう少し深堀して考える事が出来ます。そこで、今回はこのアメリカと日本の笑顔に関する文化の違いについて書きます。

歴史的にアメリカは他民族、多文化が集まっているところなので、初対面の時にはっきりと大きな笑顔を見せる事は相手に友好的で敵ではないと知らせる良い手段であったと考えられます。すぐに良い印象を与える事が出来ます。日本では大部分皆同じに集合生活をし、皆との和が大事で、周りの人たちに不快感を与えないようにふるまう事は伝統的に良い行動とされます。良く言えば、笑顔は周りの方への思いやりと考えられます。でもそのためには歯を多く見せて大きな笑顔をするというよりも微妙なほほえみというほうがあっています。ただアメリカ人から見れば、変に笑っているように思われる事があるかもしれないです。また、日本人からみればアメリカ人は変に大げさに明るいように見えるかもしれません。もちろん、文化は少しずつ変わっていくので、簡単にこうなんだよとは言えませんが、私たちがする事はだいたい子供の時から覚えた行動に従います。 

笑顔と文化について検索していたら、日本人はマスクを良くするのに、アメリカ人はマスクを嫌う人が多いという事はなぜかという研究論文をみつけました。アメリカ人は口で色々表現をするので、口を隠してしまうという事にはとても違和感があるという意味合いのものでした。これ日本の高校生の研究論文で、関連した面白い事を書いていたので、紹介します。日本の顔文字(^_^)は目で表現をし、口は線のものが多いのにくらべ、アメリカのもの :)は目は点々で口で表現するものが多いと指摘していました。つまり、アメリカでは口を使って表現をするという感覚が普通なのに対し、日本では口よりも目を重んじるので、こういう違う顔文字たちが生まれて使われているという事でした。まあたまたまとも言えますが、おもしろいです。

大きな笑顔で良い印象を与える事が大事なアメリカではもちろん歯がきれいであることが重要なのです。逆に日本では歯を多く見せるよりも他人との和を重んじての良い笑顔を保つことのほうが大事となると考えられます。

もちろん、ここに書いている事は私の推測でしかないですし、近年は歯への美意識は日本人の方にも大きくなってきています。一応、アメリカでは歯がきれいな事はいろいろな時に有利だと普通に言えます。

万国共通に笑顔は良いものです。笑顔はしている人にもそれを見ている人にも幸福感を与える事が出来ます。もし、歯をきれいに、審美歯科をとご希望であれば、お助けします。また、そうでなく、歯の健康維持のためにもお電話いただければ、お助けします。毎日良く歯磨きとフロスをし、また歯医者での定期的は検診とクリーニングもして下さい。

定期検診、クリーニング、そして治療のためにはお電話ください。

   

 

 

 

 
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