新年の抱負リスト January 2012


あけましておめでとうございます。新しい年を迎え、歳をとったと思う反面、また新しい気持ちで生活を営もうと考えている方も多いと思います。年が経っていくと、年齢も増えます。そして、この年齢の“齢”という字には歯編がついています。歯という漢字は口の中に歯が並んでいる状態の像形文字から出来ています。そして、古代中国の人たちは“歯”に“令”をつけて歯の状態が人々の成長過程や歳を示すと考え“齢”という字を作りました。つまり歯に定められる、命令されるというわけです。今や口内の健康と体の健康はとても繋がっている事はわかっていますが、昔の人たちは深い観察力と知恵を持っていたと言えます。年の初めですので新年の抱負として健康のため歯を大事にする事をとてもお勧めします。今まで歯の手入れを良くしていた方であれば、また新しい気持ちで続けて下さい。また、ちょっと歯の手入れを怠っていた方であれば、始めて下さい。今回は当たり前の事のようですが、大事な事なので、誰もが出来るしするべき事を新年の抱負の事柄になるリストとして並べます。

まず、たくさん野菜と果物を食べて下さい。体の健康に良いのは確かですし、それと共に歯と歯茎の健康に良い事です。食のピラミッドの図をご存知の方も多いと思いますが、今は大体のピラミッドの一番下にあるのが野菜と果物になっています。つまり一番多く摂るべきものというわけです。野菜と果物にはいろいろな栄養素があり、特に抗酸化物質がいろいろ含まれているので、歯槽膿漏、また体のいろいろな病気のもととなる炎症を抑えるのにとても役立ちます。また、生のりんご、ニンジン、セロリなどは歯から歯垢を取り除く事を助けてくれます。

そして、タバコはやめて下さい。誰もがもう知っている事ですが、タバコは体に悪い事はもちろん、歯を汚しますし、歯茎にとても悪いものです。タバコを吸っている方は歯を失くす可能性がタバコを吸っていない方の2倍あります。また、いろいろな癌のもとになります。

毎日、歯磨きを起きた時と寝る前にはして下さい。もっと磨いて良いのですが、1日に2回は磨いていただきたいところです。歯垢を取り除く事により、虫歯と歯槽膿漏の予防になりますから、毎日面倒くさくても疲れていても良くするという意気込みでして下さい。

また、毎日1回はフロスをして下さい。歯と歯の間はとても虫歯になりやすく、また歯槽膿漏にもなりやすい所です。バクテリア(歯垢)がくっ付いてそのままになりやすいところですので、フロスをする事をとてもお勧めします。もしフロスが出来なければ、ウォーターピックは良いですし、歯間ブラシも使えれば使って下さい。どういう方法でも歯と歯の間を掃除する事はとても大事です。もちろんフロス、また他の方法も一日に一回ではなくもっとして良いです。

そして、歯医者さんに行き半年に一度の歯の検診とクリーニングをして下さい。定期的にチェックをしていれば虫歯や歯槽膿漏が非常に悪化する前に発見し治療をする事が出来ます。また、定期的な歯医者さんでの歯と歯茎のクリーニングは自分では取れていない、また取れない歯垢、歯石、汚れを取り除く事が出来るので、とても良い予防になります。

今回は基礎的な事をリストにしましたが、とても大事な事ですので、皆さんが出来る限りする事を願わしていただきます。今年が皆様にとって良い年である事をお祈りいたします。歯と歯茎の問題解決のため、また定期的なチェックとクリーニングのためには御連絡下さい。

 

 

 

 

 
ホーム | 医院紹介 | 患者様の声 | 馬場歯科便り | おすすめ歯科用品 | ロケーション | お問い合わせ

20261 Acacia Street Ste100 Newport Beach, CA 92660
Tel. 949-752-6480

© Kenichi Baba, DDS