インプラント Summer 2005 - 3


歯を失ってしまった場合、そこに人工の歯をつけるのに一番よい方法はインプラントだといえます。今や歯のインプラントの技術はとても発達していて、大体のインプラントをされた患者さんは自分の歯のようだと言われます。歯のインプラントは歯根形のチタンを骨に埋めてその上に歯の形の物をつける治療です。チタンのインプラントは1967年から行われており、現在の技術からすると20年以上、又は一生保てるであろうと考えられています。そして金属の中で、チタンだけが人間の体内に影響を及ぼさないものでもあります。しかもインプラントは骨に強くつくものなので非常に頑丈です。

よく患者さんにこのインプラントを骨に埋め込むのは痛いのではないか、大変なことではないかと聞かれますが、実際は歯を抜くことや大きな虫歯の治療をすることよりも患者さんにとっては楽なものなのです。よくインプラントをされた患者さんは本当にインプラントが骨に入っているのかと思うほどだと言われます。また、よく患者さんがネジみたいな物を骨に入れるのだと聞いたと言われますが、実際はネジを回してではなく、骨にうまく穴を開けたところにインプラントを落として入れるという方があっています。

インプラントは骨に入れましたらそのまま歯の形のものは上につけず、骨とインプラントががっちりと繋がってくれるのを大体3ヶ月から6ヶ月待ちます。そしてその後にインプラントの上に歯の形の物をつけることになります。成功率も90%と非常に高く、骨と繋がってくれれば98%は長く持つと考えられています。
またインプラントには利点がもっとあります。歯を失うと体がそこに骨がたくさんある必要性がないと考え骨を徐々に失くしてしまうのですがインプラントを骨に入れておくと骨がそのままの状態を保ってくれるのです。だからなんだと思われるかもしれませんが、顎の骨がよくあることによってそれだけよく噛むことができ骨がなければない程簡単に顎が折れてしまうのです。長い間入れ歯をしていた方の顎の骨が非常に薄くなってしまっていてどうにかやわらかいものしか食べられないというケースを私はいくつもみています。

しかもインプラントと入れ歯を比べてみると噛みごこちはインプラントの方が非常に優れているといえます。実際、入れ歯ですと通常の歯で物を噛む力の3分の2位までしか力が加えられないということが分かっています。ある研究では3分の1とも書かれています。インプラントでは9割以上もしくは歯と同じ位だというデータがでています。ですからもし歯を失ってしまった場合にはインプラントというのは体の健康を考えますと、噛みやすさ、長持ちする、という意味では非常に優れた自分の為の投資であるといえます。 インプラントのことをもっと知りたい、またされたいという方は是非、私共にご連絡下さい。

 

 

 

 

 
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