お子さんの下の前歯 Fall 2001 - 3


Q:5,6才の子どもの下の前の永久歯が乳歯の裏から顔を出してきてしまった。まだ乳歯はついているし永久歯が舌の側にポコッと見えている。大丈夫なのでしょうか?

A:よくこの質問を耳にします。答えは「大丈夫、安心して下さい」です。

下の前歯が乳歯の裏から生えてくるというのは普通よくある事なのです。この場合、舌により永久歯は前に押され、また乳歯は永久歯により前に倒されぐらぐらし取れていくという経路をたどります。そして子どもの顎が発達し大きくなることで永久歯の下の前歯は丁度良いところに入っていきます。

いつまでも乳歯がぐらぐらしないで永久歯がほとんど出て来てしまっているとか永久歯が大体出て来ているがまっすぐ良いところに来てくれていないという場合には特別に乳歯を取り、そして必要性に応じて矯正をするということを考えます。

普通、乳歯は自然にぐらぐらし、取れ、永久歯が生えてくるものですので、特に心配はいりません。顎の発達、また歯の生え方はお子さんによってみな少しずつ違ってきますから、6ヶ月に一度の検診により歯と顎の成長をチェックすることを特にお薦めします。

 

 

 

 

 
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