ポーセレン、レジン の進歩 Fall 2001 - 2


今歯を治す時につける物の材質はどんどん発達しています。歯に虫歯で穴が空いてしまったり事故で割ってしまった場合出来るだけ歯と同じ性質の材料で治してあげるという事が理想なのですがこの理想の材質にだんだん今現在のポーセレン(瀬戸物)やレジン(プラスチック)は近づいてきています。もう歯と同じ色それもちょっとした透明度や色合いも歯のように見えますし、また硬さや温度による変化なども歯にほぼ近づいています。完全に歯と同じ訳ではないですし、もっともっと将来材質は良くなってくると思いますが、今のこの材質の進歩は悪くなった歯を出来るだけもとの姿に戻してあげる、また歯をより美しくするという事を可能にしています。

今やポーセレンまたレジンも0.3mmから2mmぐらいまで薄いものから厚いものを歯に強力に付け、歯を補強する事が出来るようになっています。よって、歯の形をずいぶんの所まで変える事が出来ます。確かに物理的に出来る事、出来ない事があるわけですが、口の中で歯をみてみると0.3mmや1mmの差というのはとても大きな違いなので審美歯科の世界ではかなりの事が出来るという事になります。また銀色の昔の詰め物を歯の色のものに変えるという事は今や普通に出来ます。当医院でも治療の大部分はポーセレンとレジンでしています。

ただ間違えて頂きたくない事があります。歯を治すための材質は色々でポーセレンもレジンも実際は色々な種類があり、それ以外にも金、金銀合金、違う合金、またポーセレンを金属に焼き付けた物など色々な種類があります。新しいものだけがいいのではなく、古くから使われている"金"はとてもよい材質ですし、またポーセレンを金属に焼き付けた物も良い物で、これらの物の中から何を使うかは一人一人の患者さんの歯に何が一番合っているかを考えてするものです。ですから個々の治療は歯医者さんと何が出来るかを相談して下さい。当医院でもその方々に何が良いかを考えて治療しています。

 

 

 

 

 
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